職場の先輩に怒られ続けて

職場の先輩に怒られ続けて

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数年前まで大きめの工場で働いてました。

今は、自分が学びたかったことがあったので、退職してアルバイトをしながら大学生をやってます。

 

怒られた経験は、多くの人が体験していることと思います。

自分もその一人です。

会社員のころは冗談抜きでほぼ毎日先輩に怒られてまして、就職して一年経たないくらいから仕事場に行くのが、怖くて、辛くて、大変でした。

 

一年たった夏に、自分は発達障害なのではないかと思い始めました。

というのも、高校時代の成績はトップクラスだったのに仕事が出来なかったからです。

そして、精神科を受診したところ躁鬱と診断されました。

 

躁鬱になった

そして、自律神経失調症の併発

躁鬱は簡単に言うと、気分が乱高下する疾患です。

 

自分の場合は眠りから覚めると、動悸が起こり胸のあたりがぐるぐるする感じになり、仕事に行くくらいなら消えたいと思ってました。

 

消えたいというのは、死にたいとは違い生まれてこなかったことにしたいとか、すーっと、この世からいなくなりたいという感じです。

死ぬにはいろいろと行動しないといけないので、そんな新しい行動を起こす気力すらなく、ただただこの苦しみからのがれたい、消えたいと思うだけでした。

 

仕事中は辞めたい辞めたいと思いながらも、割と気分は安定してました。

仕事が終わるとものすごく安心して、ハッピーな気分になりますが、それは一時的で帰り道では辛くなり泣きながら帰ることも、、

家につくとヘトヘトでバタンキュー状態でそのまま眠るときもあれば、全然寝付けないまま朝になり寝ないまま出勤や、寝れても浅かったり、寝すぎて寝坊したり、睡眠もめちゃくちゃで、起きていると常に脳が圧縮されているような鈍痛。

睡眠中も仕事して怒られてました。(夢で)

 

遊んでるときは、すごく楽しめますが、こんな日々が続くと次第になにも楽しめなくなり、ただ仕事でミスをして怒鳴られる人生になっていきました。

 

一度疾患を抱えると頭が悪くなる

鬱などの疾患になると、海馬が萎縮する。

海馬は記憶などの学習能力を司る器官で

一時的に記憶したものの中から重要なことを長期記憶できる大脳に、移動させることができる。記憶の第一関門のような場所。

そんな器官が萎縮すると、こんな症状がでる。

  • 記憶障害
  • 判断、理解力の低下
  • 不安感
  • 意欲の低下
  • 仕事が遅くなる(実行機能障害)

認知症に近い症状といえるでしょう、まともに仕事ができなくなるのも無理ないでしょう。

自分の場合、新しい仕事の内容が理解もできなければ、記憶もできない。

それどころか、日常会話ですら理解できなくなり、一言一言耳に入っては抜けていく感じで、文章を読んでも一文字一文字頭から抜けていく感じで、一行前の文すら覚えてないので、読んでも結局どういうこと?という感じでした

絵本すら読めない、理解できないほどでかなり苦しみました。

疾患が落ち着いた今でも、記憶障害は完全に治っていません。

 

会社を辞める

会社を辞めることを決断してから、意思を伝えるまで半年。

入社して半年で辞めたいと思い、そこから半年で辞めることを決意、さらにそこから半年でやっと意思を伝える、一度考え直してと言われ二回目の意思表示にさらに半年、そのあと休職後、やっと退職。

 

決断のきっかけは、消えたい欲が強くなり命の危機を感じたからです。

このまま働いてたら、いずれ自殺すると思い決意しました。ただ、ここまでくると上司に伝えるのがすごく勇気がいることで、半年もかかりました。

ただ、その時は上司に伝えたのではなく総務課に伝えて、総務課から上司に伝わったという形です。後日、上司と面談。

ほんとはまず上司に、、

が基本だと思いますがそんなこと言ってたら、意思をつたえられないので、、

 

一回目は、止められるが躁鬱になったことはつたえた。

さらに半年、自殺のことで頭がいっぱいで限界になり上司に直接伝える、やはりとめられるが、死がまじかだったため必死に辞職をつたえる。

辞めるのはいつでもできると言われ、半年休職。その後退職。

 

石の上にも三年は噓

石の上にも一年

一年もいれば、先輩や上司の仕事がわかってくる。

上司の仕事ができるという分けではなく、だいたいわかるという意味だ。

つまり、数年後の仕事がだいたい見えてくる。

三年も使う必要はない。そして、そんなことに時間を使ってる暇はない。

命の時間をもっと大切にするべきだ。

 

怒こることは後輩、部下の能力を下げる

 

仕事をできなくさせてるのは、怒ったり、怒鳴ったり、罵倒するやつが加速させている。仕事ができないのは、先輩や上司の能力が低いのも原因。

バイアスはかかる。

つまり認知のゆがみである。

そもそもなぜ、仕事ができないのかバカだからなのか?

その可能性もあるかのしれませんが、ほとんどは、上の人間の説明が下手だからである。己自身は分かっているから、簡略的になったり、反対に要点が分からないくらい

いろいろ詰め込んだり、下手ゆえにうまく伝わらない、もしくはわかるだろうと何も言わない。

そのくせ、うまく伝わってないと怒り出す。

なぜ分からない!お前はバカか!って。

いいえ、貴方が伝え方が下手なだけです。

 

そして、怒ったりすることにより、報連相をしにくくしているのです。

報連相ダイジダイジ言う割に、させないようにしているのです。

また、脳のダメージ、萎縮が起こり、仕事の効率が低下、記憶力の低下などなどが起こってしまいます。

言葉が悪くなりますが、ほんとにバカになってしまいます。

生産性を下げる要因になります。

そして、文句を言ってさらに生産性を下げてきます。

悪循環のスパイラルを発動させてくるわけですね。

※バカな先輩や上司を持つとバカになる。

 

引きこもる

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辞めても心の傷は癒えるのに時間がかかり引きこもり、二年

休職してから、引きこもるようになります。

といっても完全に引きこもりではありませんでした。

母親は離婚していなく、父親はあまり帰ってこなかったので、買い物や家事は自分でやらないといけなっかたので、、

引きこもると抜け出せなくなるので、たまにどっか行こうかなと思うときがあるので、その気持ちを大事にして気分が変わる前にドライブに出かけていました。

楽しさを感じることはできなくなってたので、完全に引きこもらないように作業的にでかけてました。

半年とちょっと、

たってから会社から復帰もしくは、退職の決断を促されます。

引きこもりは雇ってられないですからね、一旦復帰してまた休職もできたのですが、退職したかったので、退職の意思を伝え退職します。

 

そして、

そこから一年引きこもりのような生活が続きます。

引きこもり脱出したきっかけは、傷病手当金が満期になったので働かないと、生きてけなくなったからです。

親は頼りにできない人だったので、、皮肉にも引きこもりにならずに済んだのかもしれません。

 

まとめ

  • 辞めたいと思ったら無理して続けてはいけない。
  • 怒られると脳が萎縮する。結果ミスが増えたりと悪循環になる。
  • 一度疾患を抱えると長期間ハンデを背負う。
  • 後輩、部下が仕事できないのは、先輩や上司にも問題がある。